美容外科医として独り立ち

2ヶ月近く先輩の元で学んだおかげで、私も専用の部屋を任せてもらえました。
私につけてもらった看護師はこの病院ではベテランにあたる人なので、困った時に相談してみようと思いました。
早速患者が入ってきたので話を聞いてみると、腕の刺青を落としたいと言うので見せて頂きました。
腕に蛇のような彫り物があったので、ベッドに腰かけて頂き、レーザー治療で少しずつ除去していきました。
薄い白い輪郭は残りましたが、ほぼ刺青の除去を出来たので患者は満足そうにしていました。

次にやってきたのは鼻の横に大きなほくろのある男性で、そのほくろの除去を頼んできました。
壁際に置いてある機器を使って、丁寧に削るように動かすとほくろが静かに落ちました。
鏡を男性に見せてみると、これで笑われなくて済みますと喜んでいました。

午前の患者は10人ほどでしたが、気力を振り絞って働いていたせいか、気疲れをしたような気がしました。
私が疲れていると判断したのか、看護師は私に栄養ドリンクを手渡してくれたので、有難うと言って受取り飲みました。
甘い味が口の中に広がりましたが、元気が出てきたような感じです。

するとお腹が空いてきたので、看護師と一緒にお昼を食べに食堂へ行きました。
私と看護師は、一緒に仲良く日替わりランチを食べました。味は薄味でしたが魚と野菜がついていたので、健康にいいような気がしました。
食事を終えた後、初めての私の診察について聞いてみると、特に悪い所はないですと褒めてくれました。
褒められたせいかわかりませんが、労働意欲が湧いてきました。